

正直一巻に比べると微妙です。確かに伏線は色々あるのですが、罪歌という妖刀がなんでもありすぎて最後にこういうことだったんですよと言われても、「あぁそうですか。」と納得せざるをえないという感じでかなり消化不良気味です。しずちゃんや杏里にスポットが当たっていたのも面白かったのですが、全体の構成は一巻に比べると単調でいまいち盛り上がりに欠けていた気がします。この先、密かに動いている臨也がもっとかき乱して... 続きを読む
Book 発売元 : メディアワークス
イラスト:ヤスダ スズヒト
おすすめ度 :
価格 : 662円(税込) 在庫あり。


二人の気持ちの葛藤を最優先に組み立てられた今回の話は、今まで積み上げてきたお話の整理とこれからどうするかを決定づける内容になっています。この物語で直接表現されていない主人公以外の内面感情について、考えながら様々なシーンを読んでいると、ついつい時間が掛かってしまいます。毎度の事ですがじれったくなってしまうというより、なぜそんな反応が返ってくるのか?という事を主人公と一緒に考えている内に物語へ没頭し... 続きを読む
Book 発売日 : 2010-02-10発売元 : アスキーメディアワークス
イラスト:文倉 十
おすすめ度 :
価格 : 599円(税込) 在庫あり。


遂にきた、最も楽しみで興味深かったと言ってもいい、勝海舟との初対面のシーン。 勝を暗殺しようと勝の家に行った竜馬が、逆に勝に弟子入りするという伝説の一幕。 竜馬の気まぐれな(?)行動を、著者もうまく描ききれなかったようだが、この場面の解釈にはなるほど〜、と思わされる。 この勝との出会いが、竜馬自身にはもちろん、日本にとっても、時代の流れを変える大きな出来事となる。 情報の少ないこの時代、脱... 続きを読む
Book 発売元 : 文藝春秋
おすすめ度 :
価格 : 660円(税込) 在庫あり。


物語中に多用される「時勢」という言葉が印象的です。 どのような策も時宜を得なければ、達成困難ということ。 時勢を掴んだ竜馬は、大政奉還に向けて奔走します。 その行動はやや突出気味。 これは今まで親身になって協力してきた薩長を蚊帳の外に置くようなもの。 もともと他人の褌で世を渡ってきた竜馬ですが、 このような他人の不審を招く行動をした所に、 竜馬暗殺への時勢をつくったのかな、と考えました。 ... 続きを読む
Book 発売元 : 文藝春秋
おすすめ度 :
価格 : 660円(税込) 在庫あり。