

村上春樹氏がなぜ日本の文壇や批評家から否定的な扱いをされ、 逆に世界的な作家として認知されているのか、 そのギャップについて、いかにも内田樹的な説明がされていて面白い。 あくまでブログの再編であり、ちゃんとした論考ではないが、 本著の中でも村上春樹氏の言うような「読んで食欲をわかせる批評」である。 個人的には「1973年の〜」「アフターダーク」の関連は恥ずかしながら初めて知った。 改めて書棚... 続きを読む
Book 発売元 : アルテスパブリッシング
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価格 : 1,680円(税込) 在庫あり。


20年くらい前に読んだのですが、今読んでも面白いと思います。 存在自体に機能がない、意味のない、かつ作り手がそれを意識して製作したものではない。 それをコンセプチュアル・アートとして認識したのが、「トマソン」です。 つまり、作り手のいない(いてもそれを作品として製作したのではない)芸術作品であり、これを「超芸術」とネーミングしています。 「存在自体に機能がない」という点において、「トマソン」... 続きを読む
Book 発売元 : 筑摩書房
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「ねじまき鳥クロニクル」の冒頭に「ロッシーニの『泥棒かささぎ」はスパゲッティーをゆでるのにうってつけの音楽」と書かれています。 初めてこの本を読んだとき「「泥棒かささぎ」とはどんな音楽なんだろう?」と思い急ぎCDを買いに行ったことがあります。 村上春樹の小説を読んだことがある人なら、誰でも一度は同じような経験があるのではないでしょうか。 この本はそんな人にとっては格好の一冊となっています。 1つ... 続きを読む
Book 発売元 : 阪急コミュニケーションズ
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価格 : 1,680円(税込) 在庫あり。


物語という、一見するとただのストーリーに思われるものの背景に、 どのような隠れたメッセージが込められているか、そのことに疑問を 持つ人で、かつ村上 春樹作品を知っていたら、恐らく楽しめる内容。 本作では、『風の歌を聴け』、『1973年のピンボール』、『羊をめぐる冒険』 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の、デビュー作以来4つの 長編・中編作品について、その解題が試みられる... 続きを読む
Book 発売元 : 幻冬舎
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価格 : 520円(税込) 在庫あり。


イエローページ1と同様この本も村上春樹の小説の解釈を行っている.個人的に一番面白かったのはノルウェイの森についての箇所. ノルウェイの森は素晴しい小説だと思う.村上春樹というよりは今まで呼んだ作品の中でもトップクラスの衝撃を与えてくれた.だが「この小説の何処が良い」と聞かれた時に上手く答えることは出来なかった.感じたことをそのまま言葉に出来ないことを幾度も歯がゆく思ったものだ. それをこの... 続きを読む
Book 発売元 : 幻冬舎
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価格 : 520円(税込) 在庫あり。


私はこの本を読んで、なんで三島由紀夫の小説がつまらなかったのかがよく分かった。若い頃は天才に興味があったので三島由紀夫の作品を結構読んだが、面白いのは評論だけで小説はどれもつまらなかった。三島由紀夫を読まなくなって20年くらいたってこの本を読んで、それまでの謎が解けた。要するに自分は三島由紀夫が興味のあったことに全く興味がないのだった。そして松本清張が興味のあったことに興味があるのだ。三島由紀夫... 続きを読む
Book 発売元 : 新潮社
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価格 : 660円(税込) 在庫あり。


井上ひさしは本当に優しい人である。初心者に、愚かな者に、自分が発見したことを懇切丁寧に教えてくれる。 生来の、教師なのだ。 全部で四部構成。 第一部は「賢治の宇宙」。宮澤賢治だけじゃない、石川啄木まで登場。聞き手は勿論井上ひさし。文句なく愉しい。 とくに、面白いのは第二部「宮澤賢治はこう生きた」。写真入り、絵いり、巨大活字、週刊誌なみの大見出し、小見出し。まことに身近に感じられる。 決まりは第三... 続きを読む
Book 発売元 : 文藝春秋
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