

すでに旅行時期から長い年月が経ち、作品の発表からも相当期間が経過しているのに、今読み返しても読める。不朽の名作たるゆえんだろう。 個人的には最初の1冊目が一番面白いと思っている。旅行に出た直後の見たもの、聞いたものに対するドキドキ、ワクワクといった素直な高揚感がとてもよく伝わってくる。多分、どんなに旅慣れている人であっても、旅に出た直後はみんなこうなんだろうな、と納得し、そして自分も旅に出たくな... 続きを読む
Book 発売元 : 新潮社
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価格 : 420円(税込) 在庫あり。


インドに行くと人生観が変わるとよく聞く。それを揶揄する人もいるけど、実際そうなんだろうと思う。インドの人や街の持つ強烈な臭い、苛烈な格差、猥雑なエネルギー、聖なる信仰――これまで日本や欧米文化によって馴らされた常識が一気に吹き飛ばされるほどのインパクトが、インドという超大国にはあるんだと思う。だからこの第3巻は、香港・マカオ編である第1巻ばりに面白い。 物乞い、野良牛、リキシャ、ドブネズ... 続きを読む
Book 発売元 : 新潮社
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価格 : 420円(税込) 在庫あり。


閔妃は権力欲が強く、息子を王位につける為に国の血税を呪詛に使いまくり、国民が苦しむのを無視で重税圧制をしいた事で、 当時の朝鮮民族からは相当恨まれていた人物。 これ以外はほかのレビュアーさん達の方が詳しいので、一々書きませんが、 閔妃、いつの間にか人格や歴史的業績が何処かの国の誰かと挿げ替えられている気がします。 あのイギリスのバージンクイーン・エリザベス一世や、ロシアの女帝エカテリーナ二世の... 続きを読む
Book 発売元 : 新潮社
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第4巻から、本題のロンドンを目指しバスを乗り継ぐ旅がスタート。ようやくインドを抜け、パキスタンからイスラム圏に入り、沢木は前に進むことの快感を覚え、旅の加速度を増していく。今は決して入れないアフガニスタン・カブールで滞在した後は、知人がイランの首都テヘランにいることを知り、飯をおごってもらうため無我夢中で先を急いだりと、せわしなくシルクロードを抜けていく。 アフガンに行ったことのある人の写... 続きを読む
Book 発売元 : 新潮社
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価格 : 420円(税込) 在庫あり。


作中に記述がある田中角栄が、列島改造論を声高にまくしたてていたころだから、時代は35年以上前のようだ。 沢木 耕太郎の旅は、まずは降り立った駅の繁華街を目指すことから始まる。繁華街には安宿があるからだ。 宿探しの過程で、すでにその国の人々と触れ合うことにより、新たな国での旅がスタートしている。 そして、やっと見つけた宿が「娼婦の館」だったり「売春宿」だったりと、旅話がとたんに人間くさくなり、彼の... 続きを読む
Book 発売元 : 新潮社
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価格 : 420円(税込) 在庫あり。


外国に居住する評者にとって、トヨタ自動車の責任の取り方は、外国人には非常に分かりにくいものと映っています。なぜなら、より多くの事故を起こしている他のメーカーが問題とされず、標的になったトヨタがいとも簡単に謝罪してしまったからです。日本人の責任の取り方を考えるヒントを得たくてこの本をとりました。戦時下の軍人という制約の中で一人の責任をもった日本人としての生き方が余すところなく書かれてます。10万の... 続きを読む
Book 発売元 : 筑摩書房
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回想録のような余裕はなく、旅情をそそるといったものとも少し違う。 自分自身のために書き綴ったリアルタイムの日記という感じ。 読書欲が旺盛で、ひたすら何かを吸収したい時期には読める。 情趣ある文芸作品に触れ、その味わいを知り尽くした人にはお薦めできない。 この旅行記に限って言えば、作者は多くの言葉を用い、あらかじめイメージできる範囲を限定している。 良く言えば非常に親切で、ユニークな筆致自体を楽... 続きを読む
Book 発売元 : 講談社
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価格 : 840円(税込) 在庫あり。