新潮社

アメリカ彦蔵 (新潮文庫)

アメリカ彦蔵 (新潮文庫)

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おすすめ度 :おすすめ度:4.5

吉村 昭

種類 : 文庫

高さ : 87hundredths-inches

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新潮社

長さ : 591hundredths-inches

ページ数 : 562 ページ

発行日 : 2001-07

出版社 : 新潮社

発売元 : 新潮社

重量 : 66hundredths-pounds

幅 : 417hundredths-inches

発送可能時期 : 在庫あり。

価格 : 860円(税込)ショッピングカートに入れる


アメリカ彦蔵 (新潮文庫) 購入者のレビュー

彦蔵を中心に漂流民から見た日米おすすめ度:5

 主人公の彦蔵はひょんなことから船が難破し、アメリカ船に助けられたことでアメリカにわたる。蒸気機関や電信に接し、三代にわたってアメリカ大統領と面会する。普通の船乗りとしての生涯を送っていてはありえないことだったろう。
 幕末の日米交渉にひっぱりだこになるのだが、攘夷運動の危機にさらされたり、南北戦争の雰囲気になじめなかったり(一時は逮捕されてしまう)、結局日本人にもアメリカ人にもなりきれないのがなんとも物悲しい。しかし日本の近代化に彼が果たした役割は決して小さくはない。
 見どころは彦蔵以外の多くの漂流民である。あまり知られていない人たちについての調査はさすがの吉村氏も苦労したろう。海嶺〈上〉 (角川文庫)や椿と花水木―万次郎の生涯〈上〉 (幻冬舎文庫)などと併せて読むとより深く楽しめる。
 


数奇な人生を生きた普通人の伝記おすすめ度:4

小説より奇なる事実゠'小説にせã‚"とã-たが、結局は事実に終始ã-た作å"ã€‚大半のæ-‡ãŒéŽåŽ»å½¢ã§çµ‚ã‚ã‚Šã€åŠ‡çš„ãªæ§‹æˆã¯ã¨ã‚‰ãšã€æ·¡ã€...とã-たつくりである。だから小説的な面白さは乏ã-ã„ï¼ˆè„šè‰²ãŒå° 'ない分、事実のみ゠'知りたい人にはむã-ろ好都合)。長編であり、é-‹å›½ç¿»è¨³äº‹æƒ...ã‹æ¼‚æµæ° 'に興å '³ã‚ 'もった人以å¤-にとって、あまり食指の動かない作å"ã§ã‚ると思う。彦è"µã‚‚主人å...¬ã‚‰ã-からず、幕末の嵐のã"ときæ"¿æ²»æƒ...å‹¢ã®ç› '中で、非常にå-動的な人ç"Ÿã‚ 'æ­©ã‚"でいる。自分から行動ã-て何か゠'つかみとったというよりは、å '¨å›²ã®äººã®å¥½æ„ã‚ '最大限に(悪い意å '³ã§ãªãï¼‰åˆ©ç"¨ã-た人ç"Ÿã€ã¨ã„えるだろう。否応なã-にä½"é¨"せã-る゠'å¾-なかった非凡な人ç"Ÿã¯ååˆ†ã«å°èª¬ã®é¡ŒæãŸã‚Šå¾-ã‚‹ãŒã€ã„ã‚ã‚†ã‚‹å‚ '物(ある意å '³ã§ç•°å¸¸ãªäººç‰©ï¼‰ã§ã¯ãªãã€è¬™è™šã!ª!!人柄だったらã-いから、ã"の人にとって、ã"れが精一杯まっとうなç"Ÿãæ-¹ã ã£ãŸã®ã ã‚ã†ã¨æ€ã‚ã‚Œã‚‹ã€‚また、æ-¥æœ¬æœ€åˆã®æ-°èžã‚ '発行ã-た、と言われるが、規模も小さく発行期é-"も短く、現代ならさã-ずめミニコミç '™ã¨ã„ったとã"ろであり、彼の功績゠'否定するつもりはなくても、ちょっと持ち上だ'すぎではないか、というæ°-がする。

実は私は本書の主題には興å '³ãŒãªãã€æœ¬æ›¸ã‚ '手にå-った理ç"±ã¯ã¾ã£ãŸãåˆ¥ã®ã¨ã"ろにあった。彦è"µãŒç‰‡å 'é¡"面ç-™æ"£ã«ç½¹æ‚£ã-ていたã"と゠'あるå...ˆç"Ÿã«ã"教示いただき、その裏付だ'゠'とるã"とが目的であった。その結果、51歳発ç-‡èª¬ã¯æ€ªã-ã„ãŒã€ç‰‡å 'é¡"面ç-™æ"£ã§ã‚ったã"とはほぼé-"違いないと確認できた。ほかに、ãƒ-キャナン大統領が(ç-™æ€§ï¼Ÿçœ¼æ€§ï¼Ÿï¼‰æ-œé ¸ã§ã‚った可能性゠'知りå¾-た点が収穫である。その!ç‚!!¹ã«ã¤ã„てはä»-書で確認ã-たい。


この時代にこれほどの人物がいたおすすめ度:4

この時代にこれほどの人物がいた。これが素直な感想だ。漂流によりアメリカに触れ、そして日本人としてこれほどアメリカ人に信頼された人物はいなかったろう。ジョン万次郎もすごいが、彦蔵のスケールはそれを上回る。思えば人類の歴史は漂流という災難がもたらした異文化交流により飛躍的な進歩を遂げてきたのかもしれない。